梶原吉広が日本代表出場決定「近代五種」を紹介

もうすぐ春ですね。徐々に夏のリオデジャネイロオリンピック開催日が近づいてきてます。そして着実と日本代表選手や競技も決まってきています。今現在(2016年2月)で内定している競技や選手達を自分なりにまとめてみました。

今回の記事で紹介したいのは「近代五種」です。あまり認知がされてない競技だと感じます。「近代五種」競技の特徴は射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングの5競技で競い合います。この競技の歴史的は19世紀のフランスで、敵陣を突破して自軍まで現状(戦争)の報告を命じられた騎兵将校から競技になりました。馬で敵陣を駆け抜け、迫りくる敵軍を銃と剣で倒して、川を泳いで、その後自軍まで走り抜けたという故事からこの競技が創立した。

まさに戦争をやっているかの如くですね。国際大会では団体等の形式がありますが、オリンピックは個人戦のみ。しかもこれら5種競技を1日で行う為どれほど体力や精神を使うか計り知れません。フェンシングは1分間の1本勝負です。総当たり戦で勝率が70%以上で1000ポイントとなるそうです。なので負け続けるとポイントが下がっていく仕組みです。水泳は200メートル自由形です。2分半以内は1000ポイントになります。それを過ぎると1秒12ポイント減少します。馬術は大会で用意された馬を抽選により決定して障害物競技を行う。これは実力も運も必要ですね。飛び越える高さは1200センチメートルで1200ポイントから減点方式で採点される。ランニング(コンバインド)は上記競技の得点差でスタートします(4ポイント差で1秒)。レーザーピストルで5つのターゲットを50秒以内に狙い撃つ射撃と800メートルランニングを交互に4回行います。

この説明をしただけでも想像しただけで目が回りそうな競技です。代表選手の体力や持久力も人並みを超えているものです。2008年の北京オリンピックから再度(1992年バルセロナ以降は出場を逃してます。)日本はオリンピック出場を獲得しております。そして今年この舞台に立つ選手は男子は三口智也(29歳)と女子は朝長なつ美(23歳)です。

三口智也選手は和歌山県出身の自衛官です。確かに自衛隊ならこの競技ならうってつけかもしれません。持久力と強い精神力を兼ね備えております。近代5種全日本選手権では優勝の実績があります。

朝長なつ美選手は埼玉県出身の警察官です。彼女も日本の平和を守り抜く精神力と学生の頃から培った陸上や水泳での体力、技術の持ち主です。2014年の全日本選手権で初優勝を飾り、その爽やかな見た目からも「日本のヒロイン」として注目を浴びています。

この日本を守る2人が今年の夏、世界へと挑みます!

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